〜「たんぽぽの家」の思い〜

「たんぽぽ」は、花が萎れると、一旦茎を横たえます。
「わたげ」になると、茎は再び立ち上がります。
「わたげ」は空を舞い、やがて地に降り、根付き、「花」を咲かせます。

「たんぽぽ」には、二つの意味がこめられています。

一つは、「亡くなっても、きっといつか戻ってくる。
どこかで元気に生まれて幸せになって欲しい」という遺族の願い。

もう一つは、今は悲しくて苦しくて立ち上がれなくても、
いつか必ず立ち上がる日がくる。
遺族自身の力を信じる、「たんぽぽの家」の思い。


そして、遺族にとって、
わが家のように心温かく安らぐ場でありたい。

「またどこかで会おうね」と、一歩踏み出す場でありたい。

疲れた時、いつでも戻れる「家」のような場所でありたい。


「たんぽぽの家」は、そんな思いをこめた会です。  

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